伊豆大島で唯一の、国指定の特別天然記念物です。

オオシマザクラの老株で、樹齢800年といわれています。

1552年の噴火による溶岩流の場所にあるのですが、溶岩流が枝分かれし、桜株の付近を避けて通ったために木が焼かれずに生き残っていると考えられています。

毎年 4月頃 に花を咲かせます。

ちなみに、同じオオシマザクラでも、株によって開花時期は大きく異なります。大島公園にある数本の株や、北の山付近の一周道路沿いの株は2月中に咲き始めます。

一方で島の南西部の斜面を覆いつくすオオシマザクラは4月中旬頃です。

「冬の寒さにいつ、どれだけさらされたか」などが影響するようで、木のある場所の標高も関係します。

おもしろいことに、全体的に島の北の方から咲き始め、南の方が開花は遅いようです。

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倒れた上に、新しい枝が生えてきています。
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